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いまだ収束しない「Gumblar被害」、わずか2カ月で再度注意喚起 - IPA

同機構ではこうした現状を受け、具体的な改ざん対策として、「パスワード管理の強化」や「更新できる端末の限定、更新するための端末の導入などを推奨している。

また改ざんの検知には、感染していない状態のファイルとの差分を比較したり、FTPのアクセスログを定期的にチェックすることにより不正アクセスの有無を確認できるとして対策を呼びかけた。

くわえて改ざん被害発生時の対策についても触れ、ウェブサイトの早急な停止やパスワードの変更、利用者に対する情報公開、改ざん箇所の調査、同機構への報告など案内している。

(Security NEXT - 2010/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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