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4年間で個人情報含む11台のノートPCが所在不明に - 三井生命

三井生命保険は、社内で営業支援に用いていたノートパソコン11台が、2004年から2008年にかけて所在不明になったと発表した。

同社が2009年12月に調査を実施したところ判明したもので、東京都、大阪府、千葉県において紛失が発生していた。あわせて7247人分の顧客に関する個人情報が保存されており、氏名や性別、生年月日、住所、電話番号、契約内容のほか、一部では病歴も記録されている。

同社では紛失したパソコンについて、未使用期間に応じて起動しなくなる機能や暗号化など対策など、複数のセキュリティ対策を実施していたとし、外部へ流出する可能性は低いと説明している。

同社では対象となる顧客に対して文書を通じて事情を説明、謝罪する方針。不正利用など二次被害の報告も受けていないという。

三井生命保険
http://www.mitsui-seimei.co.jp/

(Security NEXT - 2010/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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