Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2010年中に独自DLP製品を投入、仮想化環境対策も - RSAセキュリティ

RSAセキュリティは、2010年中に独自技術を備えたDLP製品や仮想化環境におけるセキュリティコンサルティングサービスを市場へ投入する見込みだ。

同社代表取締役社長の山野修氏が1月8日にメディア向け説明会で明らかにしたもの。同社は2009年に好調だった認証製品やログ管理製品、フィッシング対策サービスに加え、両分野のサービスを追加し、ラインナップを強化する。

100108rs1.jpg

同社代表取締役社長の山野修氏

詳細は伏せられているが、DLP製品は同社の独自開発製品で、山野氏は「先行他社にはない独自技術を組み込む」と自信を見せた。

さらにSaaSやクラウドにおけるセキュリティ対策が大きな話題になるとして、仮想化環境の導入を支援するサービス提供する計画。仮想化環境やクラウドサービスの導入など、企業に対してSLA契約内容や技術面におけるアドバイスなどコンサルティングメニューを追加する予定だ。

また同氏は、従来はそれぞれのセキュリティベンダーが対策ごとにセキュリティソリューションを提供してきたが、今後より効率的に対応できるエコシステムが求められると指摘。

同社が得意とする分野以外において強みを持った他社と提携することでエコシステムを構築し、同社を窓口にワンストップで幅広いセキュリティサービスの提供をめざすという。

100108rs2.jpg

RSAセキュリティ
http://japan.rsa.com/

(Security NEXT - 2010/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起