Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

窓口取引約12万件の情報を記録したフロッピーが所在不明に - 神戸の郵便局

神戸市内の郵便局において、窓口端末機の取引内容約12万1000件が記録されたフロッピーディスクの紛失が、10月に判明していたことがわかった。

所在が不明になっているのは、2002年7月24日から2005年5月9日まで阪神御影駅前郵便局の窓口で扱った取引内容を記録したフロッピーディスク40枚。

約12万1000件の顧客情報が記録されており、含まれる情報は取引種類により異なるが、氏名や住所、口座番号、保険証番号、取引金額などが保存されていた。

10月13日に判明したもので、局内で廃棄した可能性が高く、情報は暗号化されていることから、外部に流出するおそれは低いと同社では説明している。また、紛失した情報に関わる問い合わせなども発生していないという。

(Security NEXT - 2009/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供