Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約1万4600人分のATM利用情報を記録したCD-Rを紛失 - ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、千葉県にある袖ヶ浦のぞみ野郵便局において、約1万4600人分の顧客情報を記録したCD-Rを紛失したと発表した。

所在不明となっているCD-Rは、2006年11月から2007年8月までのATMにおける取引情報を記録したATMジャーナル。10月15日に紛失していることが判明した。

ATMジャーナルには、貯金の預払いや電信振替を行った約1万4400人分、通常の払込み操作を行った約200人分の個人情報が記録されていた。氏名や口座番号、取引金額のほか、一部では住所が含まれる。

同行では内部で誤って廃棄した可能性が高いと結論付けており、暗号化していることから外部へ漏洩する可能性は低いと説明している。また今回の紛失が原因と見られる顧客からの問い合わせなども寄せられていないという。

(Security NEXT - 2009/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

文書センターで約55万件の顧客情報を紛失 - 金沢信金
取引情報8.4万件含むATM記録紙を紛失 - 北おおさか信金
ATM記録紙の紛失が判明、誤廃棄の可能性 - 高知銀
取引情報含むATMジャーナルを誤廃棄 - コザ信金
委託先が顧客情報含むATMジャーナル紙を紛失 - 南日本銀
22店舗でのべ1万8000件の顧客情報紛失が判明 - 東邦銀
7万3000件の取引情報含むATMジャーナルを紛失 - 四国銀行
顧客情報1481件含むATMジャーナルが所在不明 - 北央信組
12万4000件の取引情報含むATMジャーナルを紛失 - 滋賀銀行
全国22の郵便局でのべ32万人の顧客情報を紛失