重要度「最高」の脆弱性2件を解消した「Firefox」最新版が公開
重要度「最高」の脆弱性を解消した「Firefox 3.5.2」「Firefox 3.0.13」が公開された。
いずれのバージョンにおいても、特別に細工した証明書を読み込んだ際にヒープオーバーフローが発生し、リモートでコードが実行される問題「MFSA 2009-43」や、SSL証明書におけるドメイン名処理による不具合で情報漏洩や改ざんが発生する脆弱性「MFSA 2009-42」など深刻な問題へ対処した。
また「Firefox 3.5.2」では2件の脆弱性にくわえ、15文字以上のドメイン名を含む応答をSOCKS5プロキシから受け取った際に、続くレスポンス内のデータストリームが破損する可能性がある「MFSA 2009-38」を解決した。同問題はメモリ破壊はなく、重要度は「低」に設定されている。
Mozilla Japan
http://mozilla.jp/
(Security NEXT - 2009/08/04 )
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