Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大阪市で統計調査の事業所名簿の紛失が複数発生 - 飛散や盗難で

大阪市において、統計調査員が担当区内の事業所名簿を紛失する事故が複数発生したことがわかった。

所在が不明になっているのは、総務省が全国の自治体を通じて企業および事業所を対象に実施している「経済センサス-基礎調査」の調査区内事業所名簿。事業所の名称、所在地、電話番号、経営組織、などが記載されている。

同市によれば、6月25日17時ごろ、平野区を担当している調査員が自転車で移動中に名簿が飛散し、8事業所分を紛失。また同月27日には、旭区の調査員が調査活動中に4事業所分の名簿を紛失したことが判明した。

さらに同月30日11時ごろ、調査活動中の調査員がひったくりに遭い、自転車のかごから鞄が持ち去られた。なかには76事業所分の情報が記載された名簿が入っていたという。いずれも対象となる事業所に対し、市の職員が説明と謝罪を行った。同市では19日にも同様の紛失事故が発生しており、再発防止を指示していた。

(Security NEXT - 2009/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
国勢調査資料をバインダーごと一時紛失、住民が拾得 - 境港市
国勢調査員が調査世帯一覧などを紛失 - 目黒区
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
国勢調査員がチラシ配布中に調査世帯一覧を紛失 - 野々市市
児童情報含む私物USBメモリを紛失、小学校教諭を処分 - 北海道
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院