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「バーチャル・パッチ」機能を搭載した仮想化サーバ向けIPS - 日本IBM

日本IBMは、仮想化環境でIPS機能を提供するセキュリティソリューション「IBM Proventia GV1000」を発売した。

同製品は、仮想化によりサーバが統合された環境において、効率よくセキュリティ対策を実施できるセキュリティアプライアンス。同製品自体も仮想化環境で動作するため、専用のハードウェアは不要。

サーバにパッチを適用したのと同様の状態を実現する「バーチャル・パッチ」機能を搭載。パッチの適用にあたり、動作検証が求められる場合などすぐに適用できない場合も、脆弱性を解消することができる。

またITインフラをクラウドにより提供するプロバイダでは、同製品により利用者ごとに異なったセキュリティ環境を実現できる。価格は286万6500円。

(Security NEXT - 2009/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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