Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含む戸別訪問対象者リストを一時紛失 - 奈良社会保険事務所

奈良社会保険事務所において、国民年金推進員が個人情報が記載されたリストを一時紛失していたことがわかった。

推進員が一時紛失したのは、戸別訪問用対象者一覧表の写しや資料用のメモ書きなど。訪問対象者である被保険者104人分の氏名、住所、基礎年金番号、性別、生年月日、納付状況を表す記号などが記載されていた。

推進員が資料作成のため自宅に持ち帰り、3月2日に同事務所へ返却する途中で紛失したと見られている。書類はクリップで留められた状態で、同日11時ごろ宅配業者が発見。警察へ拾得物として届けられた。その後14時40分に警察からの連絡を受け職員が出向き、書類の回収を確認したという。

同事務所では、対象となる被保険者を戸別訪問し、経緯説明と謝罪を行った。また再発防止策として、書類の授受簿の作成や退所時の持ち物チェックなどを実施しする。

(Security NEXT - 2009/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
都立高校で1クラス分の「いじめに関するアンケート」が所在不明
中学生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 薩摩川内市
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
国民生活基礎調査の手書き名簿を紛失 - 新潟市
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
中学校で生徒手帳用写真データが所在不明に - 奈良市