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迷惑メール送信や表示義務違反の出会い系サイト事業者に行政処分 - 改正特商法で2件目

経済産業省は、出会い系サイト「セレブ空間」を提供するHAiGHAに対し、特定商取引法に違反したとして業務改善を命ずる行政処分を行った。

同法における表示義務やオプトイン規制に違反したと同省が認定し、3月30日付けで業務改善命令を行ったもの。不正に配信されたメール広告は、2008年12月1日から2009年3月10日までに1100件以上が確認されているという。

今回の処分で同省は、同社が運営する出会い系サイト上に、運営者の名称や住所について正確な表示をするよう指示したほか、メールによる広告を送信する際に事前に承諾を得るよう改善を命じている。

特定商取引法は、2008年12月1日に改正され、迷惑メールの広告に対して規制を強化しており、改正後の行政処分は今回が2件目。

(Security NEXT - 2009/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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