Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報含む業務用PCを飲食店で紛失 - 船井総合研究所

船井総合研究所は、顧客情報が保存された業務用PCや顧客名簿を従業員が紛失したと発表した。

所在不明となっているノートPCには、氏名のほか、企業名、住所、電話番号、メールアドレス、所属部署名、役職名など含む顧客リスト1万1093件が保存されていた。さらにセミナー参加者8人の氏名や会社情報などが記載された顧客リストも紛失しており、対象企業は9074社にのぼるという。

2月17日深夜、帰宅途中に渋谷の飲食店に立ち寄り、店を出る際鞄ごと紛失しているのに気付いたという。店員に確認したり周辺を捜索したが見つからず、翌18日に警察へ遺失物届を提出。19日に紛失したPCによる社内ネットワークへのアクセスを制限した。

同社では対象となる顧客に対し、文書で事情の説明や謝罪を行う。現時点では紛失した情報の不正利用など二次被害の発生は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2009/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
中学校でアンケート票を紛失、一部が県教委に届く - 春日井市
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市