Firefoxに複数の脆弱性 - Mozillaがアップデートを提供
Mozillaは、複数の脆弱性を修正した「Firefox 2.0.0.19」と「Firefox 3.0.5」を公開した。
「Firefox 2.0.0.19」では、9件の脆弱性へ対応。重要度が「最高」とされた脆弱性は、「セッション復元機能におけるXSS脆弱性(MFSA 2008-69)」「XSSとJavaScript特権昇格(MFSA 2008-68)」「メモリ破壊の形跡があるクラッシュ(MFSA 2008-60)」「フィードプレビューを通じた XSS 攻撃の追加修正(MFSA 2008-62)」の4件。さらに「高」「中」についてもそれぞれ1本ずつ含まれる。
一方「Firefox 3.0.5」では8件の脆弱性を解消。重要度「最高」は3件、重要度「高」「中」もそれぞれ1件だった。またすでにアナウンスされているが、今回で「Firefox 2.0.0.x」に対する更新が提供は終了となり、Mozilla Foundationでは最新版となる「Firefox 3」へのアップグレードを推奨している。
Mozilla Japan
http://mozilla.jp/
(Security NEXT - 2008/12/18 )
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