Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

印影含む預金印鑑届など1万2000件の個人情報を紛失 - 三井住友銀

三井住友銀行において、預金印鑑届をはじめ、のべ1万2083件の内部文書が所在不明になっていることがわかった。

同行によれば、386店において顧客名や住所、電話番号のほか、口座番号や印影が記録されている預金印鑑届10360件の紛失が判明。さらに8店で顧客名や口座番号、取引内容など含む外国為替勘定元帳1723件の所在がわからなくなっている。

不正に持ち出された形跡は見つかっておらず、同行では紛失の原因について、ほかの廃棄書類に紛れて処分した可能性が高いと説明。印鑑届けがなくてもATMによる取引については支障ないという。同行では問い合わせ窓口を設置し、顧客への対応にあたっている。

(Security NEXT - 2008/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
個人情報が外部から閲覧可能に、権限変更漏れで - クマ財団
顧客リストを訪問先に置き忘れ、匿名の指摘で発覚 - 常陽銀
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀
ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
顧客情報流出の可能性、スーパーフランチャイズ運営企業で
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
顧客情報を含む社内メール、委託先にも誤送信 - みずほ信託銀