Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

受信前のスパム検査でパフォーマンスが向上したスパム対策製品「SpamChecker」

キヤノンITソリューションズは、豪NetBox Blueのスパム対策アプライアンス「SpamChecker」の最新版を発売した。保守契約を行っているユーザーは無償でアップグレードできる。

同製品は、トランスペアレントモードで動作し、社内にメールサーバを構築する必要がなく、既存のネットワーク機器を設定変更せずに導入できるPOP型スパム対策アプライアンス。最新版では、パフォーマンスを向上させる新機能「Smart Pre-Scan」を追加した。

同機能では、クライアントのメールアカウント情報を自動でキャッシュし、定期的にメールサーバーよりメールを受信してスパムメール検査を実施。ユーザーは検査が完了したメールを受信でき、スパム検査によるメール受信速度の低下を抑えた。

また、同機能ではメールサーバに対してメールの削除要求は行わないため、同製品に障害が発生した場合でもメールの消失などが発生しない。

同社では新製品のリリースを記念し、50ユーザーまで利用できる「SpamChecker 50」を2008年12月26日まで特別価格で提供するキャンペーンを実施している。

(Security NEXT - 2008/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシングメールを演習用ひな形に変換する新機能 - KnowBe4
ヤマハ、SMB向けUTMを発売 - 遠隔サポートで設定変更やログ確認なども対応
機械学習で攻撃元IPや攻撃種類を予測するサービス - TED
トレンド、SaaS型のメールセキュリティサービス - URLのサンドボックス解析に対応
バラクーダ、WAF向けにボット検出機能 - PWリスト攻撃対策など検出
エフセキュア、セキュリティゲートウェイに新版 - HTTPS検査に対応
カスペルスキーのサイバー脅威マップが日本語対応
フィルタリング製品「GUARDIANWALLシリーズ」の新版を発売 - キヤノンITS
カスペ、コンシューマー向け製品に新版 - OS再起動時の感染を防止
Avast、中小企業向けセキュリティ対策製品 - AVGの技術を統合