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患者情報を消し忘れた医師の私用PCが盗難 - 済生会

済生会平塚病院の医師宅に何者かが侵入し、入院患者86人の個人情報が保存されたパソコンが盗まれたことがわかった。

持ち去られたパソコンには、2008年9月1日から10月6日までに、整形外科に入院していた患者86人の個人情報などが保存されていた。氏名、年齢のほか、病室番号、入院日、主治医名、病名、手術日、手術名、術後日数、入院日数、退院予定日など医療情報も含まれる。

同医師は、院内のパソコンが故障したため、暫定的に私用パソコンを持ち込み、使用した業務情報はUSBメモリに保存して院内で管理していたが、自宅に持ち帰る際にパソコン内のデータを消去し忘れ、10月9日夕方に盗難に遭ったという。

同院では、対象となる患者に説明と謝罪し、職員を緊急召集して再発防止の徹底を指導した。

(Security NEXT - 2008/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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