Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国保の訪問徴収用カード108件を紛失 - 大阪市の委託先

大阪市より国民健康保険料の徴収業務を受託している民間業者が、業務で利用する「訪問徴収用連絡カード」を紛失していたことがわかった。

所在が不明となっている書類には、被保険者108人の氏名、住所のほか、保険証番号や保険料などが記載されていた。9月22日に事業者から報告があり、詳細な調査を実施したところ24日に書類を収納していた鍵付き保管庫から紛失していることが判明した。

同市に説明によれば、問題のカードは保険料の徴収目的であることを特定しにくいように工夫してあるという。同市では警察へ被害を届け、対象となる被保険者に対して電話や訪問により説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

医師や患者の個人情報など含む書類を紛失 - 関東信越厚生局
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
参議院選の選挙人名簿が記録された記憶装置を紛失 - 仙台市
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
中学校で答案データが保存されたメディアを紛失 - 東久留米市
高齢者見守り活動用の名簿紛失、パトロールを強化 - 荒川区
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター