Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

機関誌に患者情報含む写真を誤掲載 - 済生会

済生会は、同会発行の機関誌に誤って患者の個人情報を掲載したと発表した。

誤って掲載したのは、同会宇都宮病院でCT検査を受けた患者情報。学会の発表内容を紹介する記事に、検査の予約画面を撮影した画像が含まれており、個人情報43人分を確認できる状態となった。氏名や年齢、性別、ID、検査名などが含まれているという。

同機関誌は、同会関連組織や関係官庁、地方自治体、大学など対象に毎月4600部を発行しており、同会では問題の機関誌について回収を行っている。また関連する患者へ直接連絡を取り、事情を説明し、謝罪した。

(Security NEXT - 2008/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
患者の個人情報含む書類を院内チラシラックに - 近畿大病院
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
患者情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 確認不十分で
研究員がバス停に置き忘れノートPCを紛失 - 大阪公立大
患者情報含むノートPCが盗難被害 - 東京女子医科大病院
患者情報含む書類を紛失、誤廃棄の可能性 - 日大付属板橋病院