行政情報がWinny経由でネット流出の可能性 - さいたま市
さいたま市北消防署の行政情報が、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて外部へ流出した可能性があることがわかった。
3月2日に同消防署に対し、インターネット上への漏洩を指摘する匿名のファックスが送付されたもので、同市が調査を行ったところ、職員が仕事のためにデータをUSBメモリで自宅へ持ち帰り、私用パソコンで利用していたことが判明。インストールされていた「Winny」を通じて外部に流出した可能性があることがわかったという。
流出した可能性があるのは、質問調書や署内共通ファイル一覧、業務予定表といった行政文書で、質問調書には、氏名や住所、電話番号、年齢、職業といった個人情報2件が含まれていた。同市では、関係者に対して事情を説明し、事故について調査を進めている。
(Security NEXT - 2008/03/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国会図書館のシステム開発再委託先で侵害 - 影響範囲を調査
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox 145」をリリース - 16件の脆弱性に対処
「Ivanti EPM」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正
口座振込通知書を誤送信、データ出力時のミス気付かず - 燕市
地域計画PDFに個人情報 墨塗りでも参照可能 - 小千谷市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
