Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ウイルスバスターコーポレートエディション」などにバッファオーバーフローの脆弱性

トレンドマイクロの「ウイルスバスターコーポレートエディション」など3製品にバッファオーバーフローの脆弱性が見つかった。同社では修正プログラムの準備を進めている。

今回脆弱性が見つかったのは、「ウイルスバスターコーポレートエディション」「ウイルスバスタービジネスセキュリティ」「Client/Server Security」の一部バージョン。管理コンソールの認証を行うCGIモジュールに脆弱性が存在し、攻撃を受けた場合、スタックバッファオーバーフローによりサービス不能となる可能性がある。

同社では、ファイアウォールの設定など脆弱性の回避策をウェブページで公開。また修正プログラムの開発を進めており、「ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0/7.3」「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.6/3.5」については3月13日にパッチをリリースする見込み。他製品については現在調整を行っているいる。

アドバイザリ
http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewxml.do?ContentID=JP-2063153

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2008/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局