サイト運営は危険がたくさん - IPAが脆弱性対応ガイドを公開
情報処理推進機構は、「ウェブサイト運営者のための脆弱性対応ガイド」を公開した。
同ガイドは、経営者を含むウェブサイトの運営責任者や技術者向けに作成したもので、ウェブサイトの脆弱性がもたらす具体的なトラブルや、実施すべき対策などを解説。脆弱性を指摘された際の対応手順などマニュアルとして取りまとめた。さらに巻末に「脆弱性について通知を受けた場合の作業チェックリスト」を用意している。
同機構では今回の公開にあたり、ウェブサイト運営者やシステムインテグレーター、有識者に対してヒアリングを実施。ウェブサイト運営者において情報セキュリティへの意識が低く、脆弱性のもたらす危険や脆弱性発見時の備えが不足していることが判明。有識者からも危機感の欠如を指摘する声があり、「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」がガイドを取りまとめた。
(Security NEXT - 2008/02/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
