神戸市立病院で患者情報含む学会資料を紛失 - 匿名化前に
神戸市立医療センター中央市民病院に勤務する職員が、患者152人の個人情報が記録されたフロッピーディスクなどを通勤途中に紛失したことが判明した。
紛失したディスクに保存されていたのは、糖尿病と歯周病に関する研究資料で、患者152人の氏名、性別、年齢、病名、残存歯数、喫煙年数、主治医名などが含まれる。また、患者1人については、検査データ結果の写しも同時に紛失した。いずれも学会の発表で使用するために所持していたもので、匿名化していなかった。
2月14日朝、職員が通勤の途中で手元にないことに気付いたという。自宅にもなかったことから、通勤途中に紛失したと見られており、警察へ届け出た。同病院では、関連する患者に対し説明と謝罪を行う。
(Security NEXT - 2008/02/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意