Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CPU、メモリ、ストレージ容量を強化したメールセキュリティ「Mirapoint RazorGate」

ミラポイントジャパンは、メール環境向けセキュリティゲートウェイ「Mirapoint RazorGate」の新シリーズを1月28日より発売する。

同シリーズは、MTA機能のほか、ウイルス対策やスパム対策、フィルタリング機能など搭載したメール用ゲートウェイ。今回は、ISPや大企業、大学などをターゲットとしたハイエンドモデル「Mirapoint RazorGate 6000」、企業や政府機関向けのミッドレンジモデル「同600」、中小企業などを対象にしたエントリーモデル「同160」の3製品を投入する。

いずれもXeonプロセッサを搭載。「同6000」では、デュアル構成を実現しており、従来製品と比較し、処理能力が30%向上。スパムやウイルス対策機能を華道させた状態で、1時間あたり24.8万通の処理が行える。

また、搭載メモリは、160では2Gバイトへ、上位2モデルは4Gバイトへ増強された。受信したスパムを保存する容量などが増加していることから、ストレージについても、「同6000」では、最大600Gバイトまで拡張が可能。

また今回の発表では、大容量に対応するメッセージアプライアンスサーバ「Mirapoint Message Server」シリーズについても3製品が投入している。「Mirapoint RazorGate」「Mirapoint Message Server」いずれも今回のモデルより新OSであるMOS4を搭載。またサイバートラストのSSLサーバ証明書について動作確認を行っており、POP over SSLやIMAP over SSLにおいて正式に対応した。

(Security NEXT - 2008/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入