平戸市のウェブサイトが21回にわたり改ざん - 閲覧でウイルス感染の可能性
平戸市のウェブサイトが、1カ月以上にわたって断続的に改ざんされていたことがわかった。改ざんは21回に及び、閲覧者はウイルスに感染した可能性もある。
同市によると、最初の改ざん被害に気が付いたのは10月18日。トップページに不正なコードが埋め込まれていたことを確認したという。その後断続的に攻撃を受け、サーバを入れ替えるなどの対応策を実施した。
しかし、改ざん行為は一時的に収束したものの、11月29日から再び発生。改ざん検知ソフトの導入やトップページの変更などの対策を取っていたという。
改ざん行為は21回に及び、埋め込まれた不正なコードにより、利用者がウイルスをダウンロードさせる悪質なサイトへ誘導されたおそれがあったが、ウェブサイトの閉鎖や事故の公表なども行われていなかった。改ざん被害を受けた際のアクセス数は、内部閲覧を含め1638件にのぼるという。
同市では、改ざんが行われていた期間内にウェブサイトを閲覧した利用者へ、コンピュータ内のウイルスチェックを早急に実施するよう呼びかけている。また、今回の不正アクセスによる個人情報の流出については否定している。
(Security NEXT - 2007/12/11 )
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