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元医師の個人PCから患者情報がネット上に流出 - 沖縄の県立病院

沖縄県立宮古病院は、以前同病院に勤務していた医師の私有パソコンがウイルスに感染し、患者情報11件がインターネット上に流出していたことを明らかにした。

流出したのは、11件の患者情報。2002年当時、同病院に勤務していた医師が自宅で使用していたパソコンに保存されていたもので、ウイルスに感染したことでインターネット上に流出したとみられている。10月17日に流出を指摘する匿名の電話があり判明した。

同病院では、職員を同医師宅へ派遣してパソコン内のデータ消去を確認するなど、再発防止対策を実施。また関連する患者とその家族に対し、直接訪問して説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2007/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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