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USBメモリにICカードと同レベルのセキュリティを実現するソフト - 凸版印刷

凸版印刷は、USBメモリにおいてICカードと同レベルのセキュリティを実現する内蔵ソフトウェアを開発した。

同製品は、USBメモリにICカードと同レベルの認証機能やアクセス管理機能を組み込むとともに、メモリ内の暗号化や改ざん防止機能を実現するソフトウェア。米Spansionのフラッシュメモリをベースとしたソリューション「MirrorBit HD-SIM」と、同社の技術を組み合わせることで実現した。

外部からのアクセスを制限するフラッシュメモリ領域と、一般のメモリ領域を分割して管理。各USBメモリに個別のキーコードを埋め込むことでセキュリティを高め、キーコードの改ざん防止も可能となっている。11月下旬より、実際にソフトをメモリに組み込んだサンプルを出荷開始する。

(Security NEXT - 2007/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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