Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客からの問い合わせ内容記録した書類が所在不明 - JCB

JCBは、同社顧客272人分の個人情報を記録した内部書類を紛失したと発表した。誤廃棄した可能性が高いと説明している。

所在がわからなくなっている書類は、会員向け情報誌に関する問い合わせについて記載した受付記録簿で、25日に紛失が判明した。3月1日から9月21日までに同社へ問い合わせを行った顧客の氏名やカード番号、電話番号、問い合わせ内容など272人分の個人情報が含まれる。

同社では紛失判明後、オフィスの入退室ログや監視カメラなどの記録を確認したほか、担当者に対するヒアリングなど実施したが、発見に至らず、誤って廃棄した可能性が高いと結論づけている。

同社は、連絡先が判明している58人に対しては事情を説明した。今後は、チェック体制の強化やシステムの改善など再発防止策を推進するという。

ジェーシービー
http://www.jcbcorporate.com/

(Security NEXT - 2007/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性