Kasperskyの最新版が登場 - ルートキットやキーロガー対策を強化
ジャストシステムは、コンシューマー向けウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus 7.0」と、総合セキュリティ対策ソフト「Kaspersky Internet Security 7.0」を9月14日より発売する。
「Anti-Virus 7.0」は、メールやウェブを介して感染を試みるあらゆるウイルスをブロックするアンチウイルスソフト。定義ファイルのほか、未知のウイルスが動作を開始する前に潜在的な危険性を分析して駆除するヒューリスティック検知により、脅威を防御する。今回、ヒューリスティックエンジンにおいてルートキットとキーロガーの検知機能が強化された。
また、リアルタイムに挙動を監視する「プロアクティブディフェンス」技術を搭載しており、パソコン上の怪しい挙動やレジストリの改ざんなどを停止させるとともに、危険な変更を元の状態に戻す。これにより、定義ファイルが配信される前の新種ウイルスの被害を防ぐことができる。
「Internet Security 7.0」は、ウイルス対策機能にくわえファイアウォール、アンチスパム、フィッシング対策、有害サイト閲覧制限などを搭載した総合セキュリティ対策ソフト。「プライバシーコントロール」機能では、個人情報の送信をブロックするとともに、不正アクセスによる情報盗難なども防ぐ。
また有害サイト閲覧を制限する「ペアレンタルコントロール」により、サイトの閲覧制限をユーザーごとに細かく設定できるようになった。
価格は「Kaspersky Anti-Virus 7.0」の通常版が9240円、「Kaspersky Internet Security 7.0」が1万3440円。他社製品利用者や複数年、複数ユーザーの利用など優待版も用意した。また前バージョンのユーザーには、無償バージョンアップのプログラムが提供される。
(Security NEXT - 2007/09/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
