Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マイクロソフトが7月度の更新プログラムを事前予告 - 深刻度「緊急」は3件

マイクロソフトは、7月に公開予定のセキュリティ更新プログラムに関する事前予告を公表した。深刻度「緊急」が3件のほか、「重要」が2件、「警告」が1件となっており、リリースは7月11日を予定している。

「緊急」とされる脆弱性は、「Excel」や「Windows」「.NET Framework」に関するもので、いずれもリモートでコードが実行されるおそれがある。また「重要」とされるものには、「Publisher」と「Windows XP Professional」に関する脆弱性が含まれる。

今回、Windows Vistaに関する脆弱性も見つかった。情報漏洩のおそれがあり、深刻度は「警告」としている。パッチのリリースと同時に悪意あるソフトウェアの削除ツールも公開する予定。

2007年7月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-jul.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2007/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性