Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

KDDI「ケーブルプラス電話」の障害が全面復旧 - 一部新規回線で不具合も

KDDIとケーブルテレビが提供しているIP電話において13日に一部接続できない不具合が発生した問題で、ほぼ全面復旧したものの新規顧客の一部で同様の現象が発生し、発着信できない状況が続いている。

障害の原因は、IPアドレスを管理するサーバのデータベースに不具合で、IPアドレスが重複により発着信できなくなったが、リセットなどを実施したことにより全面復旧した。

一方で14日に開通した一部顧客の18回線で同様に接続できない状況になった。同社ではケーブルテレビと協力しながら対応を進めており、順次復旧する見込みだという。

また今回の事故により、今後開通予定の顧客が利用するターミナルアダプタの一部に問題が見つかった。同社では、障害に発展する可能性があることから対応を進めている。

KDDI
http://www.kddi.com/

関連記事:KDDIのケーブルテレビ向けIP電話サービスで一部障害
http://www.security-next.com/006197.html

(Security NEXT - 2007/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞