Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

組合員情報24万件を記録したMOディスクを紛失 - 大阪の医療生協

医療生協を展開するヘルスコープおおさかで、組合員の個人情報を記録したMOディスクの所在がわからなくなっている。

紛失が判明したのは、データのバックアップに利用したMOディスク。氏名や住所、電話番号、生年月日のほか、家族の氏名や加入日時、出資金など個人情報約24万件が記録されていたという。5月18日に担当者がバックアップ作業を実施したがしまい忘れ、翌19日になくなっていることに気が付いた。

同組合では、不審者の侵入した形跡などなく、5月末の時点で被害などは確認されていないことから、ディスクを廃棄、焼却した可能性が高いと結論付けている。

データはバックアップ用だったため、業務への影響はないとしている。またバックアップを持ち運びできないシステムに変更した。同組合では関係者に謝罪の文章を送付。今後も調査を進め、原因究明や責任の所在など明らかにしていく方針だという。

(Security NEXT - 2007/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響