愛南町の住基情報約2万6000件がWinny上へ流出
愛媛県愛南町住民の個人情報約2万6000件がWinnyネットワーク上へ流出したことがわかった。
2004年に南宇和郡において町村合併を行う際、システム構築を依頼した業務委託先のデンケンから流出したもの。5月14日に総務省から愛媛県を通じて指摘があり判明した。流出時期はわかっていないという。
同町へ合併した旧城辺町、旧西海町の住民基本台帳の情報、それぞれ2万1913件、4009件のほか、城辺町で移行に用いたファイル1万5600件や金融機関の口座管理ファイル287件について、現在流出が確認されている。
業務は、旧城辺町庁舎内か業務委託先事務所にて行うよう定めていたが守られておらず、従業員が持ち帰り業務をしていたもので、業務終了後も破棄されていなかった。流出もととなったパソコンには、住民の情報約10万件が保存されていたという。
(Security NEXT - 2007/05/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開