Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業が受信するメールの9割以上が迷惑メール - ソニックウォール調査

ソニックウォールは、2007年第1四半期の迷惑メールに関する調査レポートを発表した。前四半期と比較すると、迷惑メールの量は24.46%の増加が見られたという。

同レポートは、「SonicWALL Email Security」ユーザーからの報告、および同社のSMARTLABSネットワークを通じて得たメール利用者の声を集計してまとめたもの。前四半期と比較すると、フィッシングやウイルスメール、不特定多数のアドレスにメールを大量送信するDHA攻撃なども含めた包括的な迷惑メールの量は、24.46%増加した。

そのうち、フィッシングメールは全体の1%以下にとどまっているものの、増加傾向にあるという。また1月中旬には急激な増加が見られた。これは、年末年始に発生した請求書の支払いなど、クレジットカードの利用頻度が高くなる時期をねらったものではないかと同社では分析している。

(Security NEXT - 2007/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
勤務時間に60時間以上に私的ネット閲覧、副校長処分 - 横浜市
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル
VPN経由でランサム攻撃、情報の外部公開を確認 - ベル・データ
ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ
「FortiOS」脆弱性や不正コード混入「Githubアクション」の悪用に注意喚起 - 米政府
SAP、3月の月例パッチを公開 - 新規アドバイザリ21件を公開
Google製脆弱性スキャナの最新版「OSV-Scanner 2.0.0」が公開