生体認証ATMの相互運用がスタート - みずほや三井住友、りそなグループなど5行で
みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行の5行は、生体認証ICカード対応ATMの相互運用を開始した。
今回の提携により、5行が設置する約7000台で相互利用が可能となる。いずれも指静脈認証を利用しており、各行は今後も同様の認証方式を採用する金融機関と提携していく考えだ。
生体認証ICカードは、2006年に主要行がセキュリティ強化などを理由に導入。三井住友では、コンビニ向けATM「アットバンク」へ生体認証ATMを投入した。またみずほ、三井住友では、郵政公社と生体認証ICカードの相互乗り入れをすでに実現するなど、利用可能ATMを拡大する動きが加速している。
今回の5行間での相互運用開始と同時に、りそなグループにおいても郵政公社とも相互利用を開始。一方三井住友では、2007年度中に対応ATM1600台を増設する計画を明らかにした。
(Security NEXT - 2007/05/08 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
ペット保険システムにサイバー攻撃、情報流出の可能性 - アクサ損保
相続関係書類を誤廃棄、店舗統廃合時のデータ移行不備で - 北央信組