NTT西グループの従業員情報約6万件を保存したパソコンが所在不明に
NTT西日本は、同社グループ96社の従業員情報約6万件を業務委託先が紛失したと発表した。
同社グループが人材育成などを委託しているNTTラーニングシステムズが、3月2日から4日にかけて事務所を移転した際、従業員のデータを保存したノートパソコン1台を紛失したもの。3月5日に紛失が判明した。
所在不明となっているパソコンには、同社グループ96社に勤める従業員の個人情報6万3137人分が保存されていた。氏名や年齢、所属組織、役職などが含まれるという。
同社では、事故判明後に対象となる従業員に事情を説明。さらに警察へ被害を届けたほか、大阪労働局へ事態を報告した。現時点で不正利用などの報告はないとしている。
(Security NEXT - 2007/04/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意