フジテレビ、ジャニーズ携帯サイトの利用者情報5万6000件を紛失
フジテレビが運営するジャニーズ事務所の携帯電話サイト「Johnny’s Web」の利用者情報を保存したパソコンが所在不明になっている。
フジテレビが同サイトの運営を委託しているナノ・メディアの従業員が4月14日にノートパソコンを紛失したもの。パソコンには、通販やサポートなど2007年1月15日から2月5日までに同サイトを利用した最大5万6802件の個人情報が保存されており、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、グッズ購入情報が含まれる。
同従業員がタクシーで移動する際に置き忘れた見られ、発覚後に捜索を行ったが見つかっていない。今までのところ不正に利用されたといった連絡は受けていないという。
ナノ・メディアによると、通常利用者の個人情報は利用終了後に削除しているが、今回はサポート期間内だったためにデータが残存していたとしており、持ち出しについては削除するよう義務づけていたが徹底されていなかった説明している。
フジテレビやナノ・メディアでは、関係者へ連絡、事情を説明した上で謝罪するほか、フジテレビでは、事故を監督官庁である総務省へ報告するとしている。
(Security NEXT - 2007/04/20 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
