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ワコム、サインの真偽を形状だけでなく「くせ」でも見抜く認証専用タブレットを開発

ワコムは、「サイン認証専用液晶ペンタブレット」のプロトタイプを開発したと発表した。国内や欧米、アジア向けのサンプル出荷を4月より開始する予定。

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反射式の5型TFT液晶ディスプレイと電子ペンを利用し、液晶画面上で署名を行えるソリューション。独SoftproやイスラエルのWonderNetなどの署名認証アプリケーションを利用しており、タブレットが署名の特徴をもとに認証を行う。署名の形状だけでなく、書き込みのリズムやスピードなどの「くせ」などを認証に利用しており、同社によれば偽造署名が難しく、「生体認証」と同等の認証が可能だという。

また、紙に近い書き心地になるよう工夫した。同社では同ソリューションへタイムスタンプやデータ暗号化といったセキュリティ強化などを予定しており、レジやPOSなどの利用企業へ提案していく計画だ。

(Security NEXT - 2007/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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