個人情報や業務情報がWinny経由で流出 - アステラス製薬子会社
アステラス製薬の子会社であるアステラスファーマケミカルズにおいて、業務情報がWinny経由で外部へ流出する事故が発生した。
ウイルスに感染した同従業員の私有パソコンから、インストールされていたWinnyを経由して情報が流出していたことが2月21日に判明。取引先企業関係者の個人情報194件や、同社従業員情報45件のほか、取引先企業の情報や同社の営業情報、技術情報が流出した。
2006年3月ごろにバックアップ目的で私有の外付けハードディスクへデータを保存。その後、Winnyがインストールされたパソコンへ接続した際に流出したという。同社では関係者へ個別に事情を説明、謝罪するという。
同社では、個人所有のハードディスクの利用などを禁止するなど、対策を進めていたという。同社では管理強化に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2007/02/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み