Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

監査関与先情報を保存したパソコンが中国国内で置き引き被害 - みすず監査法人

みすず監査法人は、同法人職員が利用する業務用パソコンが中国国内で盗難被害にあったと発表した。

同法人職員が出張中であった2月10日、上海市内で食事している間に置き引きにあったもの。パソコンには、監査関与先であるミサワホーム中国や北陸ミサワホームの会計監査に関する情報が保存されていたほか、ミサワホーム中国の顧客情報1456件や北陸ミサワホームの顧客情報256件についても保存されていた。氏名、住所、債権額など個人情報が含まれる。

持ち去られたパソコンには暗号化などセキュリティ対策が実施してあった。同法人では、関与先へ事情を説明。関与先の顧客についても、監査関与先の協力を得ながら謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2007/02/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開