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紀美野町、消防関係者131名の個人情報が流出 - P2Pソフト経由で

和歌山県紀美野町は、消防本部職員の自宅パソコンから、消防関係表彰者131名分の個人情報がファイル交換ソフトを介して流出したと発表した。

流出したのは、2007年消防訓練初め式で表彰された消防関係者131名の氏名、分団名、部、階級などで、一部配偶者名も含まれる。消防訓練初め式で来賓等招待者に配布された資料だという。また、条例改正案や昨年の会議資料などの業務情報も含まれていた。

2月13日に総務省より流出の指摘があり、調査の結果、消防本部職員のパソコンから流出していることが判明した。同職員は自宅で作業する目的で業務ファイルを職場からメール送信し、自宅のパソコンに保存したところ、ファイル交換ソフトを介して流出したと見られている。

流出の対象となった関係者に対しては、町長が謝罪し、再発防止を目指すという。

(Security NEXT - 2007/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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