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マクニカ、楕円曲線暗号を利用した加Certicomの製品を取扱開始

マクニカは、加Certicomの暗号製品の取り扱いを開始した。

Certicomは、カナダのウォータールー大学教授であるScott Vanstone氏が設立した会社で、楕円曲線暗号(ECC)を利用した製品を開発している。同社によれば、同暗号技術では、暗号の強度を保ちながら鍵長を短くでき、アクセス時間の短縮や、必要メモリ容量や消費電力などを節約できるという。

マクニカでは、FIPS140-2の認定を受けた「Certicom Security Architecture」の提供を開始。同製品ではECCのNSA規格に準拠しており、標準APIを利用できるため、既存製品への組み込みなどもスムーズに行えるとしている。

(Security NEXT - 2007/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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