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ローン返済情報の誤登録、泉州銀行でも判明

泉州銀行は、個人ローン利用者の一部返済情報が、システムの不具合によって誤って登録されていたことを公表した。昨年末から複数の銀行で同様の誤登録が判明しており、今月には三菱東京UFJ銀行でも確認されている。

同行の個人ローンを利用していた顧客の、2006年10月および11月の返済情報計3812件について、2006年11月21日から2007年1月15日までの間、信用情報を金融機関で共有する全国銀行個人信用情報センターに誤った情報が登録されていた。

一部ローン利用者の入金区分情報について、本来ならば「金融機関からの請求はなく、入金もない」とすべきところを「請求額の入金がまったくない」と誤って登録されていた。同行では、誤登録の原因となったプログラムの不具合や誤った登録内容については、1月15日までに修正を行ったとしている。

今回の誤登録は、昨年末に発生したしんきん共同システム運営機構や国民生活金融公庫、複数の銀行などにおける誤登録と同様で、2006年10月のシステム改定において修正したプログラムの不具合が原因。

泉州銀行
http://www.senshubank.co.jp/

(Security NEXT - 2007/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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