Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winnyなどで入手した地図ソフトを販売した男性が逮捕 - 被害総額は1億円以上か

福岡県警と筑紫野署は、不正に入手した地図ソフトを無断で複製し、オークションサイトで販売していた宮崎県在住の29歳男性を、著作権法違反の疑いで逮捕した。

コンピュータソフトウェア著作権協会によると、逮捕された男性は、2006年9月下旬ごろから10月下旬ごろまでの間、ゼンリンの電子住宅地図ソフト「デジタウン」154製品を無断で複製し、オークションサイトを介して販売していたという。

警察の調べによれば、そもそも男性が販売していたソフト自体が海賊版で、ファイル交換ソフトのWinnyやLimewireにより入手したものだった。男性は、それらソフトウェアを複製した上で少なくとも245人に販売し、売上は約123万円を得ていたという。正規価格に換算すると1億円を超えるという。

コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www2.accsjp.or.jp/

(Security NEXT - 2007/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目