Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

連結子会社の顧客情報1647件が流出 - DeNA

2006年7月にディー・エヌ・エーの連結子会社化となったエアーリンクの顧客情報1647件がインターネット経由で外部へ流出したことがわかった。

流出したのは、同社が1999年10月から2004年10月までエアーリンクが運営していたホームページ作成サービス「エアーリンクコミュニティ」の顧客情報1647件。氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日などが含まれる。

インターネット上からこれらの個人情報へアクセス可能であることが10月19日に判明。その後の調査により、ウェブサーバの設定ミスのため、1999年10月15日から2006年10月19日まで閲覧できる状態にあったことがわかった。

ミス発覚後に、データをサーバから削除し、外部からサーバへのアクセスできないよう設定を変更した。該当する顧客に連絡し、説明と謝罪を行っている。

同社は、2006年7月にディー・エヌ・エーの連結子会社となったばかり。親会社であるディー・エヌ・エーでは今回の事件を受け、グループ全体で個人情報保護体制の強化に取り組み、再発防止に努めたいとしている。

(Security NEXT - 2006/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
ECサイトで不具合、会員登録時に別人情報表示 - 下着通販会社
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ