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ウイルスバスター2007、電子署名付メール受信時に一部不具合

トレンドマイクロは、「ウイルスバスター2007」において、電子署名付メールの受信時に「メールが改ざんされました」との誤表示が行われるとして回避法を公開した。

同現象は、「ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ」の「迷惑メール対策ツールバー」が有効で、かつMicrosoft Outlook Express6以上を利用の環境において電子署名付メールを受信した場合に発生する。現在、三井住友銀行から送信されるメールにおいて同現象が確認されているという。

原因は、メールヘッダーに挿入した判定フラグを、Outlook Expressがメッセージの改ざんとして判定するため。同社では、「迷惑メール対策ツールバー」用セキュリティパッチを適用することで回避できるとして、実行するよう求めている。

(Security NEXT - 2006/10/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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