Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ゆうちょ、ICキャッシュカード対応へ - 指静脈による本人認証も

日本郵政公社は、ICチップを搭載した「郵便貯金ICキャッシュカード」の発行を10月2日より開始する。

すでに銀行といった金融機関が、従来の磁気タイプよりセキュリティが高いととしてICカードへの発行を開始しているが、日本郵政公社でもICカードを発行する。

今回発行されるのは、Edy付きのものとEdy未対応の2種類。新規発行および切り替えは、全国の郵便局で受け付け、発行手数料も無料。

ATMによる1日の利用上限額の設定範囲が、これまでの50万円から200万円に引き上げられるほか、指静脈情報による本人認証に対応し、みずほ銀行、三井住友銀行、第四銀行、京都銀行のATMでも可能となる。

生体認証の利用を希望する場合には、改めて郵便局で登録する必要があるほか、未対応のATMでは、従来通り磁気ストライプを用いた暗証番号による本人確認となる。

(Security NEXT - 2006/09/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)