Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

プライバシーマーク認定企業に改善要請 - 情報サービス産業協会

プライバシーマーク付与認定指定機関である情報サービス産業協会は、認定事業者であるインテックに対し文書による改善要請を行った。

インテックでは、7月に管理する精神疾患の患者情報約1600件が、同社社員の私有パソコンからWinny上へ流出する事故が発生。それを受け、同社に対して個人情報の取り扱い状況について改善を求めたもの。プライバシーマーク制度では、「認定取消」に次いで重い処分となる。

同協会が求めている改善策は、「個人情報のリスク分析、対応の点検」「機微な個人情報の管理体制の確認」などの管理体制見直しや、「流出した個人情報の削除」といった事故対応などあわせて6項目。同協会では、3カ月以内に適切に対応が行われない場合、認定が取り消すとしている。

(Security NEXT - 2006/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開