Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ヤマト運輸、オークション落札後の取引を匿名で行えるサービスを開始

ヤマト運輸は、ネットオークションで落札した商品の受け渡しや決済などを匿名で行えるサービス「オークション宅急便」を11月中旬より開始する。

同サービスは、ネットオークションの出品者、落札者がお互いに個人情報を開示せず、同社を通じて商品の受け渡しや決済を行えるもの。出品者と落札者が同社のホームページに登録して利用する。

落札後、出品者がホームページ上に金額や商品名を入力。落札者が確認後、代金がいったん同社に引き落とされる。商品の到着後、落札者は中身を確認し、万が一問題があった場合には商品を返却でき、代金も返金される。

これにより、互いに個人情報を開示せず取引できるとともに、商品の未送付や誤送付といったトラブルを回避することができる。当初はネットバンキング利用者のみのサービスとなり、2007年1月からはクレジットカードと代金引換へ対応する予定。

(Security NEXT - 2006/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
送信した表計算ファイルの非表示部分に無関係の個人情報 - 朝日新聞
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
先週注目された記事(2024年3月10日〜2024年3月16日)
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増