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患者情報がWinny上へ流出 - 藤田保健衛生大学病院

藤田保健衛生大学病院に勤務する医師の私用パソコンから患者の情報など情報が漏洩したことがわかった。

暴露ウイルスが感染したもので、ファイル交換ソフト「Winny」ネットワーク上へ学術研究用資料が流出。流出ファイルに病名などを含む患者情報が含まれていた。同院は、該当する患者に対して謝罪。また、愛知県健康福祉部医務国保課へ事態を報告したという。

同院では、普段より研究用のデータなどについては、匿名化など指導していたが、徹底されていなかった。今後は周知徹底により、再発防止を目指すとしている。

(Security NEXT - 2006/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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