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NTT東西、「Web Caster X310」のセキュリティ機能に不具合

NTT東西は、セキュリティ機能搭載ルータ「Web Caster X310」のセキュリティ機能に不具合があることがわかったとして、ソフトウェアのバージョンアップを実施する。

今回判明した不具合は、同製品を一定期間連続して使用すると、「フレッツ・セーフティ」のセキュリティ対策ファイルが更新できなくなるというもの。また、NTT東日本が提供するセキュリティ復旧サービス「フレッツ・レスキュー」についても、セキュリティ状況の送信ができなくなる不具合が発生する。8月15日の時点でNTT東西あわせて398件の不具合が報告されているという。

両社は、顧客に対して事情を説明するダイレクトメールを送付。また、8月16日から順次アップデートを促すアナウンスをユーザーの画面上へ表示するとしている。

NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/

NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/

(Security NEXT - 2006/08/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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