Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

KDDI、DION顧客情報流出事件で再発防止策を公表

KDDIは、6月に発覚した同社プロバイダDIONの顧客情報流出事件について再発防止策を公表した。

同社の調査によれば、管理システムに接続された開発、保守用のPCから流出したことがわかったという。外部への流出経路は、現在調査中で警視庁の捜査へ協力しているという。

同社では、再発防止策として、監視カメラや生体認証による入退室管理の強化やICカードの導入といった物理的対策をはじめ、PC利用の制限や電子メールの監視、シンクライアント端末の導入といった技術対策、ISMSや社内教育といった人的セキュリティ対策など今年度内にセキュリティを強化する。

また、監査体制の整備や社内教育など、中長期的な取り組みとして継続的に強化していきたいとしている。

(Security NEXT - 2006/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ